【紫苑S】ノームコアが完勝で重賞初V

 紫苑ステークスを制したノームコア=中山競馬場(撮影・園田高夫)
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 「紫苑S・G3」(8日、中山)

 好位から抜け出した2番人気のノームコアが完勝。鮮やかに重賞初制覇を決めた。

 ランドネが主導権を握り、これを好位5、6番手でマーク。2角過ぎで後方にいたカレンシリエージョがまくって2番手まで押し上げたが、動じることはなかった。楽な手応えで直線へ向くと、一気にライバルたちを置き去りにして先頭へ。馬群の中から1番人気のマウレアが伸びてきたが、時既に遅し。3馬身の差をつけ、待望のタイトルを手にした。

 初コンビを組んだクリストフ・ルメール騎手は「向正面は風が強かったので、きょうは前を壁にしたかったし、あのポジションで。リラックスして走れていたし、いい感じで4コーナーへ行けた。最後まで頑張ってくれた。(本番でも)チャンスはある」と喜んだ。2着にマウレア、3着に逃げた7番人気ランドネが粘った。上位3頭までに秋華賞(10月14日、京都)の優先出走権が与えられた。

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