藤田菜七子騎手が今年12勝目 JRA女性騎手最多勝まであと2勝

新潟6Rをウインスラーヴァで勝った藤田菜七子騎手(左から2人目)
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 4日の新潟6R(3歳未勝利、芝2200メートル)で8番人気のウインスラーヴァが好スタートを決めてハナを奪うと、そのまま最後までペースは衰えず先頭でゴールを駆け抜けて快勝。後続に2馬身半差をつける鮮やかな逃げ切り勝ちで、騎乗した藤田菜七子騎手(20)=美浦・根本康広厩舎=は今年のJRA12勝目をマークした。この勝利でJRA通算32勝目となり、増沢(旧姓・牧原)由貴子元騎手の持つJRA女性騎手の最多勝利記録34勝まであと2勝となった。

 猛暑を吹き飛ばすような菜七子の『快逃劇』に新潟競馬場のスタンドが大きく沸いた。初コンビを組んだウインスラーヴァで文句なしの逃げ切りV。7月14日8Rの福島以来となる白星、さらに芝のレースでは4月8日の福島5R以来の久々の勝利だ。

 「前の位置が取れればと思っていましたが、ハナに行くことができました。初めて乗りましたが、今回からメンコを外してみて、気持ちが乗っていたのかもしれません。力んではいましたが、最後までよく頑張ってくれました。勝てて良かったです」とニッコリ。9日には21歳の誕生日を迎える。JRA女性騎手最多勝記録の更新へ向けて、着実に進化のステップを歩んでいる。

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