【レパードS】アルクトス、古馬撃破で自信 距離千八も問題なし

 「レパードS・G3」(5日、新潟)

 着実に力を蓄えてきた。福島で古馬相手の1000万特別を勝ち上がったアルクトスは、2週前から乗り込みを再開。1週前の7月25日に美浦Wを併せ馬で追われ、張りのある体をキープ。31日も坂路を軽く1本。身のこなしはダート馬とは思えないほど柔らかい。

 「やり過ぎないという先週までのイメージ通り、順調にメニューをこなしてきました。ここ2、3走と変わらず、いい仕上がりです」と三浦助手も笑顔で話す。1日予定されている最終追い切りも、主戦の田辺を背に美浦Wに入るが「あまりガリガリやらない予定」と、すでにタイトルに挑戦できるレベルの体を作り上げている。

 この時期に古馬を撃破した地力は侮れない。しかも、好位で折り合い直線抜け出す正攻法。栗田徹師も「前走は小回りとかコーナー4回の競馬でどうかと思ったが、あの内容で1000万をクリアしたのは自信になる」と手応えを口にする。

 心身ともに課題を抱えていた春を越え、夏を迎えての成長が著しい。トレーナーは「今では体もだいぶ良くなった。心身のバランスも取れてきたね」と目を細める。4走前に8着に敗れた千八戦にも「このところコントロールが利きやすくなってきている。実際、田辺とは折り合っているからね」と三浦助手は手応え十分。成長の跡を、熱砂の新潟で披露する。

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