坂井瑠星 豪での成長魅せる!日本で2週間騎乗「インの先行を取るために」

 希望に満ちた目が充実ぶりを思わせる。昨年11月からオーストラリアへ遠征していた坂井瑠星騎手(20)=栗東・矢作=が17日に一時帰国。日本で2週間騎乗することになった。「向こうでは馬房の掃除、自分で鞍をつけて騎乗、そして馬の手入れ。その繰り返しでした。最初は言葉の苦労もあったけど、慣れました。いい経験になります」。異国の地で過ごした日々を、りりしい表情で振り返る。

 今週は土日とも京都、来週は土曜が東京、日曜は京都で騎乗を予定している。「気持ちが強くなったと思う。オーストラリアの競馬は思った以上にタイトで、インの先行を取るためには技術が必要。密集する馬群に入らないと結果が出ないので」。28日には再び渡豪。この2週間は、成長した姿を披露する絶好の機会でもある。

 ここまで海外6勝を挙げたが「納得はしていません。もう少し頑張りたい」と遠征予定を11月まで延長。「行ったことはプラスしかないと思う。送り出してくれた矢作先生や関係者の方に感謝したい」。武者修行の成果を存分に発揮する。(井上達也)

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