【京王杯SC】セイウンコウセイ、三浦との“コウセイコンビ”で反撃態勢

 「京王杯SC・G2」(12日、東京)

 連覇を狙った高松宮記念は6着に終わったセイウンコウセイ。積極的にレースを運んだものの、馬体減(前走比14キロ減の490キロ)が響いてか、最後は力尽きてしまった。上原師は「普段は輸送で減らないタイプだが、馬運車の中が蒸し暑かったみたい。一緒に輸送した馬も、同じように体重が減っていたからね」と明かす。中間は放牧を挟み、「現在は504キロまで戻っている。体調もいい」と立て直し成功を強調した。

 芝1400メートル戦は17年のスワンS(14着)以来。「この舞台でも勝っているし、距離は心配していない。前走は最内枠だったから強引にハナへ行ったが、本来は逃げにこだわる馬じゃないから」と指揮官。G1馬としての威厳を示すためにも、「このあたりで巻き返したい」と意気込みを伝えた。

 今回は約2年ぶりに三浦とタッグを結成。過去6戦5連対を誇る“コウセイ”コンビで完全復活を遂げる。

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