【天皇賞】馬場状態から浮上するのはこの馬だ

 「天皇賞(春)・G1」(29日、京都)

 京都競馬場のある京都府南部の日曜の天気は晴れの予報。土曜も終日快晴で、良馬場でのレースが期待できる。開幕2週目で芝は引き続き、内外のコンディションに大きな差はない。外回り芝2400メートルで行われた土曜京都10R烏丸Sの勝ち時計はスローペースの影響もあったとはいえ、2分25秒6と過去10年で2番目に遅かった。それ以外のレースからも、芝は全体的に昨年よりも時計を要している印象だ。ハイペースでも3分13秒台、流れが落ち着けば3分14秒台での決着になりそうだ。

 ある程度、時計のかかる良馬場で強みを発揮するのは、レインボーラインだろう。レコード決着となった昨年は、後方のまま見せ場なく12着に敗れたが、16年菊花賞2着、今年の阪神大賞典Vのように高速決着にならず、適度に上がりを要する展開では、持ち味である長くいい脚を最大限に生かして好走している。今回が10度目のG1挑戦。道中、ロスなく運んで脚をためることができれば、念願の初制覇が見えてくる。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

競馬・レース最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(競馬・レース)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス