【ボート】浜名湖クラシックカウントダウンコラム2
「ボートレースクラシック・SG」(16日開幕、浜名湖)
クラシックが開催される浜名湖の水面は広大さで知られる。観客スタンド側から対岸まで約170メートルで、全国でも屈指の広さ。静水面となることも多く、スピードを保って思い切った旋回のできる選手にとっては有利だ。
直近の1コース1着率は52・0%(昨年12月1日~前節最終日の3月5日)で、全国平均54・1%を少し下回っている。代わって、まくり差しが入りやすいため、スジ舟券は成立しにくい。
注目のエンジンは何と言っても47号機。複勝率こそ3位だが、パワーは断トツで、過去の3周最高タイムは1分45秒2。ほかのエンジンは速くても1分47秒台だけに、いかに強力であるかが分かる。近況も好調で、前節は伯母芳恒が優勝戦1号艇(2着)。2節前の一般戦では馬場貴也が優勝。「47号機は回ったあと、直線につながる足がすごい。Sで少し後手を踏んでも追いつく足がある」と表彰式で絶賛していた。
成績で見れば複勝率、優勝回数で62号機がトップ。昨年7月の周年記念を柳沢一が制したエンジンでもある。ほかでは優勝1回とはいえ、65号機も複勝率が高く好素性。