【金鯱賞】サトノダイヤモンド、不安一掃で“再輝”なるか 最終追い切りに注目

 「金鯱賞・G2」(11日、中京)

 G12勝馬サトノダイヤモンドがいよいよ国内復帰戦に臨む。初の海外遠征となったフォワ賞(4着)、凱旋門賞(15着)は連敗に終わったが、前走時に不安のあった息遣いは既に改善。池江師は「休ませたことで呼吸音はクリアになった。喉の面は解消されている」と説明する。

 一方で、調教の動きは良化途上の域を出ない。ここ2週の追い切りでは、いずれも僚馬の後じんを拝すありさま。1週前は6F81秒4と時計的には及第点だったが、師は「並ぶところまでは行くけど、そこからがもうひとつ。メンタルもあるかも。あと1週でどれだけ変わるか」とトーンは低かった。本来の姿を取り戻し、再び輝きを放つことができるか-。最終追い切りの動きに注目が集まる。

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