【地方競馬】年度代表馬ヒガシウィルウィンが中央勢再撃破に意欲

 昨年の地方競馬で活躍した人馬を表彰する「NARグランプリ2017」が27日、ファン、関係者400人を集めて、都内のホテルで盛大に行われた。年度代表馬(および3歳最優秀牡馬)には交流G1・ジャパンダートダービーなどを制したヒガシウィルウィン(牡3歳、船橋・佐藤賢)が選出された。

 年度代表馬と3歳最優秀牡馬の2冠に輝いた船橋のヒガシウィルウィン。2歳の暮れにホッカイドウ競馬から転入。クラシック戦線で活躍し、東京ダービーで6馬身差の圧勝。続くジャパンダートダービーではJRA勢も完封した。

 主戦の森泰斗は自身5回目の東京ダービー挑戦で念願のダービージョッキーとなった(ジャパンダートダービーはケガで乗れずに、本田重が代打V)。「船橋に入ってきた時から、いいモノを感じていた馬。自分の感覚が間違っていなかったことがうれしかった」と喜びながら「でも、一番おいしいところを(本田)マサシゲに持って行かれました」と笑いを誘った。

 管理する佐藤賢師は「中央は強い馬が多かったので、どうかと思ったが…やった!という気持ちだったね」と振り返る。自身も殊勲調教師賞を手にし「すてきな賞をいただいていて喜んでいます」と笑顔がはじけた。

 ヒガシウィルウィンは昨年末の東京大賞典で8着に敗れた後、放牧へ。間もなく帰厩予定だが、指揮官は「疲れが出たので立て直した。戻ってきてからの様子で(復帰の)レースを選びたい。また中央勢に一矢報いたいね」と新たな勝負の年に思いをはせた。

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