【デイリー杯クイーンC】ソシアルクラブ好感触 母ブエナビスタ譲りの脚力見せる

 「デイリー杯クイーンC・G3」(12日、東京)

 好調をアピールだ。ソシアルクラブの最終リハは、8日に栗東坂路で単走。馬場の7分どころを、徐々にスピードを上げていく。最後までノーステッキで、楽々と4F53秒7-38秒7-12秒7を刻んだ。

 自ら騎乗した池添学師は「初めて坂路で(最終)追い切りをしましたが、2ハロン目から促したら、リズム良く走ってくれた。重量のある僕が乗って楽に上がってきた。良かった」と好感触。「輸送があるのでやり過ぎないように。もう馬はできていますしね」と坂路追いの意図を説明した。

 前走の阪神JFは8着に敗れたが、師は「前走よりも後ろがしっかりして、バランス良く走れるようになってきた」と成長を実感する。数多くのG1馬を輩出した出世レースを制し、母ブエナビスタが活躍したクラシックへと力強い一歩を踏み出す。

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