【京都記念】レイデオロ勝ってドバイヘ!バルジューの代打騎乗も問題なし

 「京都記念・G2」(11日、京都)

 真打ちの登場だ。昨年のダービー馬レイデオロが18年の初陣を迎える。現4歳世代は重賞での活躍が目立っており“最強世代”の呼び声が高い。その大将格が海外遠征をにらみ、始動戦を迎える。

 前走のジャパンCは2着。スタート直後、他馬に寄られ、前半のポジションを悪くしながらも最後は馬群の外から末脚を伸ばした。「1角で他馬に寄られたのが痛かった」と藤沢和師は振り返る。ただ、シュヴァルグランには届かなかったものの、最後はキタサンブラックをかわして力は示した。「古馬を相手によく伸びている」と、価値ある敗戦だったことを強調する。

 全戦で手綱を取ってきたルメールが11日まで騎乗停止中のため、バルジューに乗り代わる。トレーナーは「クリストフ(ルメール)はバルジューを“イタリアのサムライ”だと言っていたよ」と冗談で嫌なムードを吹き飛ばし、「ダービーを勝つぐらいの馬だからな。問題はないだろう」と代打騎乗を不安視していない。

 ここでの結果次第で、ドバイシーマクラシック(3月31日・メイダン)へ参戦予定。結果が求められる一戦だ。「時計はそれほど速くならないだろうし、京都の外回りコースもいいと思う」と指揮官は期待を持って送り込む。世界へ向けての前哨戦できっちりと好発進を決める。

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