【阪神JF】リリーノーブルご機嫌リハ 藤岡師「さらに良くなっている」

 「阪神JF・G1」(10日、阪神)

 もう強い調教は不要だった。リリーノーブルは6日、川田を背に栗東CWでレクイエム(2歳新馬)と併せ馬。6Fから僚馬を3馬身追走。直線は馬場の中央で気持ち良さそうに四肢を伸ばす。中1週の臨戦過程も考慮し、最後まで馬なりのまま。6F83秒0-37秒9-11秒8で1馬身先着を決めた。

 鞍上は動きに満足感をにじませ、「どうしても2歳の女の子でテンションが高いところがあります。レースに行けば大丈夫だと思いますが、そこだけですね」と精神面を鍵に挙げる。藤岡師は「時計も出ているし、持ったまま。さらに良くなっている」と上積みを実感。「落ち着いているし、カイバ食いがいいのがいい。折り合いも我慢が利く。スタートもセンス抜群」と頼もしい言葉を並べた。

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