【ボート】毒島SGV2!逆転GP決めた「100点のレース」

 「チャレンジカップ・SG」(26日、下関)

 SG優勝戦は1号艇の毒島誠(33)=92期・群馬・A1=がイン逃げ圧勝。2013年のメモリアル(まるがめ)以来、4年3カ月ぶり2回目のSG制覇を成し遂げた。2着は井口佳典、3着には篠崎仁志が入った。また、11RのG2優勝戦は遠藤エミ(29)=102期・滋賀・A1=がインから力強く押し切って大会連覇を飾った。

 毒島が2回目のSG制覇とともにグランプリ出場を決めた。進入は枠なりの3対3。外枠2艇がコンマ0台と踏み込んだが、コンマ13のSから1周1Mをシャープに回ると、バックで伸びて優勝をもぎ取った。「自分なりにいいSが行けたし、先にターンしようと心掛けた。1周1Mを回ったところで後続が離れていたので優勝を確信した」とニンマリ。レースのだいぶ前からずっと険しい表情だったが、「緊張はしていたが、すごくいい緊張感だった。チャンスを生かせて良かった。レースは100点です」と満面の笑みを浮かべた。

 SGは13年メモリアル(まるがめ)以来4年3カ月ぶり。チャレンジカップは初優出初Vとなった。さらに、23場目の優勝と全場制覇に王手をかけるオマケ付き(最後の一つは江戸川)。賞金ランクは20位から7位へジャンプアップ。13、14、15年に次いで4回目のグランプリ出場を決めた。「1年通じて目標にしてきたレース。今年は出るだけではなく、勝てるように頑張って行きたい」と気を引き締めていた。レース名通り、チャレンジに成功させた群馬の新エースが、持ち前のハイスピードターンで暮れの大一番に挑む。

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