ラニ引退&種牡馬入り 日本馬初米三冠皆勤

 16年UAEダービーの覇者ラニ(牡4歳、栗東・松永幹夫厩舎)が現役を引退することが26日、明らかになった。今後は北海道新ひだか町のアロースタッドで種牡馬入りする。

 父は北米トップ種牡馬のタピット、母は05年秋の天皇賞などを制したヘヴンリーロマンス。日本馬で初めて米三冠レース全てに参戦し、最終戦のベルモントSでは3着と奮闘、22日のブラジルC5着が、最後のレースとなった。通算17戦3勝(うち海外6戦1勝、重賞1勝)。

 松永幹調教師は「適当な番組がないことと、オーナーサイドが種牡馬としての価値を評価して、この時期の引退になりました。ドバイで重賞も勝たせてもらって、アメリカとかいろいろなところに連れて行ってもらった。すごい思い出深い馬。いい部分を子どもたちに引き継いでほしいですね」と2世に期待を込めた。

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