【競輪】武雄共同通信社杯で諸橋愛がG2初制覇 平原康多を追って直線で差し切る

優勝カップを受け取って笑顔の諸橋愛
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 「共同通信社杯・G2」(19日、武雄)

 最終日11Rで決勝戦が行われ、諸橋愛(40)=新潟・79期・S1=が平原康多(埼玉)マークから直線で差して、G2初優勝を飾り、賞金2130万円(副賞込み)を獲得した。最終ホーム7番手から仕掛けた平原は、バックでけん制する新田祐大(福島)の内を切り込んで先頭に出たものの、諸橋にかわされて2着。新田が3着に入った。

 ヒーローの諸橋は、検車場に引き揚げてすぐに平原とガッチリ握手。今年の獲得賞金ランキングは17位からジャンプアップして7位へ。一気にグランプリ出場圏内に入った。

 表彰式では「まだ普通に1着を取った感じです」と実感が湧かない様子だったが、8月に地元の弥彦記念を初制覇するなど勢いづいている。「次はG1タイトルへ頑張ります」と決意を新たにした。

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