「スカパー！・ＪＬＣ杯」（８日・児島）

　岡山支部の人気レーサー・茅原悠紀（２９）＝岡山・９９期・Ａ１＝のＳＧ・オーシャンカップ壮行会が５Ｒ発売中に行われた。場内のガァ～コステージ前には子供連れの若夫婦から熟年層まで幅広いファンが詰めかけて声援が飛び交った。

　茅原は地元児島のボートレースクラシック、福岡のオールスターと今年上半期はＳＧ２優出。「（賞金が）高いところで稼いでいるのでランキング的には上にいるけど、もうちょっといけますよね。今年は年末のベスト６しか狙っていない」とグランプリへ照準はピタリ。まるがめで開催されるオーシャンカップ前検日の１１日に３０歳となる。「まるがめは年に一度Ｇ１を走るくらい。データとして成績は残っていないが、そうなると燃える。ナイターは得意。夏は大好き。そろそろ勝たないとやばい」とファンの大声援に応えた。

　幅広い趣味で知られる茅原は「オンとオフは激しい。仕事のない日は釣りか山かログハウス。自然に触れることによって、自分の流れを作っていくことが自分のスタイル。オフの日は仕事のことは全く考えない」とプライベートも充実。ファンから女性にもてるのではと突っ込まれると、「嫁がいますから全然。女遊びをするくらいなら、魚と戯れていた方がずっといい」と完全否定し場内を沸かせた。

　間近に迫ったオーシャンカップに向けては「僕は調子に乗ると僕はセーブせず、リミッターを外してイケイケになるタイプ。展示タイムが出ている時が狙い目です」とアピールしていた。