【大阪杯】年度代表馬の貫禄 キタサンブラックが楽勝

大阪杯を制したキタサンブラック=阪神競馬場(撮影・石湯恒介)
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 「大阪杯・G1」(2日、阪神)

 サブちゃんもガッツポーズ!さすが年度代表馬。武豊&キタサンブラックが1番人気に応え、楽々と初代王者に。北島三郎オーナーへ、新たな勲章をプレゼントだ。

 予想通りマルターズアポジーが飛ばして逃げたが、序盤はこれを見ながら3番手。直線入り口で早々に並びかけると、そのまま先頭へ。馬なりのまま坂を駆け上がり、あとは独壇場。ステファノスが追い込んで来たが、時既に遅し。1分58秒9の好タイムでG1・4勝目。貫禄の違いをまざままと見せつけた。

 武豊騎手は「すごい多くの歓声を頂いて、うれしかった。これだけの馬。すごく責任を感じていたので、いい仕事ができました。展開も予想通りだった。手応えが良く、あまり待っていても仕方ないので、普通の馬なら早いんだけど、この馬ならと思って行きました。まだまだ強くなる。毎回すごくプレッシャーを感じる馬だけど、この馬と出るレースは全て頑張っていきたい」ときっぱり。次の天皇賞・春(30日、京都)へ、決意を新たにした。

 2着に7番人気ステファノス、3着に4番人気のヤマカツエースが入り、昨年のダービー馬で2番人気マカヒキは、見せ場すらなく4着に敗れた。

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