【フィリーズR展望】桜の最終トライアルは大混戦 距離短縮で巻き返すレーヌミノル

 本番と同じ距離で行われた4日のチューリップ賞とは違い、やや小粒なメンバーとなった。また、1400メートルの距離に自信を持つ馬がそろった印象だ。

 レーヌミノルは小倉2歳Sを圧勝。その後、勝ち鞍こそないが、京王杯2着、阪神JF3着と崩れずに走ってきた。前走のデイリー杯クイーンCは逃げる形で4着。「予定を繰り上げて使ったのもあるし、初めてハナに行ったから」と本田師は初めて馬券圏内を外した一戦を振り返る。距離短縮は間違いなく歓迎。久々の勝利を狙う。

 デイリー杯2歳Sの勝ち馬ジューヌエコールは阪神JFで11着と大敗。安田隆師が「掛かった」と折り合いを敗因に挙げることからも、この馬も2勝を挙げる距離への短縮はプラスだろう。

 カラクレナイは芝のこの距離を2連勝。前走の万両賞は課題だったゲートをクリアしての勝利だった。初の一線級相手となるが、底を見せていないだけに不気味な存在だ。

 初ダートの前走で5着に敗れたアズールムーンだが、2勝を挙げる芝のこの距離なら巻き返しがある。ダートで2戦2勝のタガノカトレアが芝でどんな走りを見せることができるかにも注目。逃げてしぶといベルカプリ、決め手のあるステラルージュらも桜の権利奪取を虎視眈々(たんたん)と狙う。

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