【チューリップ賞展望】阪神JF1、2着馬が再戦 2歳女王ソウルスターリング始動

 「チューリップ賞・G3」(4日、阪神)

 桜花賞へ向けてソウルスターリングがここから始動する。前走の阪神JFは初のマイル戦、長距離輸送などの課題をあっさりクリア。一瞬で後続を突き放す素晴らしい加速力で、無敗のまま2歳女王に輝いた。1週前は美浦Wで3頭併せを敢行。順調な仕上がりを見せており、死角らしい死角は見当たらない。連勝を伸ばして1冠に王手をかける。

 リスグラシューは前走の阪神JFが2着。最内から悠々と抜け出した勝ち馬とは対照的に、大外枠からスタートで出遅れて外々を回るロスの多い競馬だったが、ゴール前は際立つ伸び脚を見せた。これまで4戦2勝、2着2回と底を見せておらず、展開ひとつで逆転は可能だろう。

 ミリッサは異父姉に昨年の覇者でオークス馬シンハライトを持つ良血馬。1番人気に推された前走のエルフィンSは3着に敗れたが、4角1、2番手の馬がそのままゴールする前残りの競馬。展開が向かなかっただけで、悲観する内容ではなかった。2戦連続で上がり33秒台と能力は高く、侮れない。

 出世レースの紅梅Sを快勝したアロンザモナ、4週連続で重賞を制しているミルコ・デムーロ騎手が騎乗する良血ダノンディーヴァも上位を狙う。

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