【フェブラリーS展望】新星カフジテイク再び豪脚発揮なるか

 ダート界の新星カフジテイクが主役の座を担う。根岸Sで大外一気を決め、重賞ウイナーの仲間入りを果たした。1週前は栗東坂路で4F53秒6-12秒9をマークし、湯窪師は「前走後も回復が早く、すぐに時計を出せたほど。(4戦3勝の)東京はいいのかも」と好感触だ。なお、前走で騎乗した福永は落馬負傷のため乗り代わりに。現段階では鞍上は未定となっている。

 既成勢力の最右翼は昨年の覇者モーニン。当時の勢いこそないが、1分34秒0のレコードVを決めた舞台なら見直せる。名手ムーアとの初タッグ結成で連覇を狙う。僚馬のベストウォーリアは根岸Sで2着。荻野助手は「前走は58キロでいい競馬をしてくれた」と力を込める。目下、重賞で4戦連続連対を確保しており、底力は侮れない。

 昨年の最優秀ダート馬サウンドトゥルーはフェブラリーS初参戦となる。高木師は「課題は芝スタートだが、以前より馬が柔らかくなりスタートも出ているので、こなしてくれるのでは」と期待を寄せる。史上初の同一G13勝目を狙うコパノリッキー、昨年2着のノンコノユメも有力候補。前走、チャンピオンズCで初めて馬券圏内を外したゴールドドリームもマイル戦なら巻き返しが可能だ。

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