「２歳新馬」（５日、京都）

　１３年の弥生賞を勝った全兄カミノタサハラなど、兄姉に活躍馬がいるクリアザトラック（牡、父ディープインパクト、栗東・角居）が、単勝１・５倍の１番人気に応えてデビュー勝ちを決めた。道中は手応え良く２番手を追走。直線で楽々と抜け出し、１分３６秒３のタイムで芝１６００メートルの一戦を制した。

　騎乗したミルコ・デムーロ騎手は「追い切りの時から子どもっぽかったけど、ラストはいい時計が出ていたので自信は持っていた。走るね。距離はこれくらいが良さそう」と評価した。

　なお、１馬身半差の２着は５番人気のサイレントアスカ、さらに１馬身１／４差の３着にはロードソリストが入った。