「宝塚記念・Ｇ１」（２６日、阪神）

　おおむね想定通りと言っていいだろう。関東馬が行う通常の前日輸送ではなく、２４日の阪神競馬場入りを選択したドゥラメンテ。２５日朝は厩舎周りの引き運動を１時間こなして気持ちを静めた。「落ち着きがあっていい雰囲気。カイバを残して体は減っていますが、許容範囲。もう１日あるので大丈夫でしょう」と橋本助手は納得の表情を浮かべる。

　堀師は会見で「輸送で２０キロ減る馬。着いた翌日に１０キロ戻る」と愛馬の特性について語った。木曜発表の馬体重は５１２キロ。中山記念の５０２キロと同じ数字で出走してくれば、パフォーマンスの発揮に支障はないと判断できる。古馬最強の証明へ、陣営は自信を胸に昨年の２冠馬を送り出す。