【皐月賞】ダイヤモンド抜群の操縦性

 「皐月賞・G1」(17日、中山)

 新馬-500万下-きさらぎ賞と次々にクリア。無傷の3連勝でクラシック1冠目へ駒を進めるサトノダイヤモンドが3月31日、栗東CWで順調ぶりを披露した。

 併せ馬はプロフェット(3歳オープン)を3馬身ほど前に見ながら発進。うまくリズムに乗りながら直線へ。抜群の手応えから、操縦性の高さを思う存分に発揮。最後はきっちり首差抜け出し、ゴールラインを貫いた。

 6F84秒7-40秒5-12秒4の時計に、感触を確かめたルメールは「とてもいい感じ。反応も良かった。軽くストレッチしたような感覚だったけど、肩の出方などが力強くなってパワーアップした印象だね」とさらなる成長ぶりを強調。「まだトップコンディションではないけど、あと2週間ありますから」と笑みを浮かべた。

 動きを見届けた池江師も「幅が出てきて牡馬らしい体つきになってきました。2週前の段階ですが、順調にきています」とうなずいた。世代ナンバーワンの輝きへ。準備をしっかりと整えて、戦いのゴングを待つ。

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