「クイーンＣ・Ｇ３」（２月１３日、東京）

　２歳女王が本格的に始動だ。阪神ＪＦの覇者メジャーエンブレムが２８日、美浦での中間初時計をマーク。坂路を４Ｆ５４秒１－３９秒７－１２秒５で駆け上がった。「前走（４９４キロ）より１０キロくらい増えているけど、成長分もある。カイバを本当によく食べるよ」と田村師は目を細める。

　２３日に帰厩したばかりだが、放牧先の福島県・ノーザンファーム天栄でも週２回のペースで追い切りを消化。馬体に緩みは見られない。ここを使ったあとは桜花賞（４月１０日・阪神）へ直行のローテ。「去年の４戦でいろいろなことを経験できた。阪神への輸送でも（美浦出発前との比較で）２キロしか減らなかった」と本番まで不安らしい不安はなく、ノンストップで突き進む構えだ。