【京成杯AH】アルビアーノ弾む成長
「京成杯AH・G3」(13日、中山)
たっぷりと水分を含んだ9日の美浦Wでアルビアーノが弾んだ。バルブランシュ(3歳500万下)が先行、最後尾からフレックスハート(5歳500万下)が追走する。直線は真ん中に入って3頭併せ。一杯に追われる2頭に対し、楽な手応えで6F88秒9-41秒8-13秒6を計時した。
木村師は「馬場が悪い中で最後まで走り切れた。7月最終週に(福島県の)ノーザンファーム天栄で追い切った時から、前向きになった。いい方に成長したと捉えています」と満足な表情だ。
マイル戦は2戦して1・2着。2走前のNHKマイルCでは先行して見せ場たっぷりの2着と健闘した。現状では、やはり芝のマイル戦がベストかもしれない。
春からの成長を問われる一戦。指揮官は「キャリア豊富な古馬に加えて、タイトルを獲った3歳馬もいる。53キロのハンデは見込まれた感じ。あくまでもチャレンジャーの立場だが、どんな競馬になっても大丈夫だと思う」と最後のフレーズに力を込めた。