【アンタレスS】ローマン復権狙う!
「アンタレスS・G3」(18日、阪神)
復権を狙うローマンレジェンドが15日、好仕上がりをアピールした。岩田を背に栗東CWでトーホウストロング(7歳1600万下)と併せ馬。大きく追走し、4角では持ったままで並びかける。直線で鞍上の腰に差されていたステッキを抜かれ、気合を注入。一気の末脚で6F84秒0-39秒7-11秒8を計時し、2馬身半突き放した。
2週連続で騎乗した主戦は「先週に比べて良かった。いい意味で(力を)抜いて走れていたし、反応良くシャープに伸びた」と好感触をつかむ。前走のフェブラリーSは5着。昨夏のエルムSを制したあとは8カ月半ほどVから遠ざかり、藤原英師は「不完全燃焼の競馬が続いている。とりあえずここやね」と目の前の一戦に集中する。桜花賞を制して波に乗る鞍上の剛腕に導かれ、再び上昇気流に乗る。