【桜花賞】ルージュ不敗神話崩れ9着

 「桜花賞・G1」(12日、阪神)

 不敗神話はもろくも崩れた。単勝人気は断トツの1・6倍。11年ぶり7頭目の無傷の桜花賞Vを目指したルージュバックだったが、見せ場なく9着に敗れた。戸崎圭は「位置取りでしょう。もう少し前めで競馬をすれば良かった。乗り方の問題です」と自分の騎乗ぶりを責め、がっくりと肩を落とした。

 まさかの超スローペースに全てがのみ込まれた。スタート後の位置取りは後方馬群のイン。道中で動くことができず、最後の直線に入ってもだんご状態の中でもがき、数頭を抜くのが精いっぱいだった。これまで強豪牡馬を負かしてきた末脚は完全に不発に終わった。

 大きな注目を浴びた中での凡走。大竹師は「(6キロの)マイナス体重は許容範囲。(敗因は)正直、分からない。距離なのか、馬場なのか、ペースなのか。これだけ支持されたのに、非常に申しわけないです」と力なく話した。しかし、このままでは終われない。

 生産したノーザンファームの秋田博章顧問も「次のオークスでどんな競馬をしてくれるか。距離が延びるのはいいと思います」と巻き返しに期待を寄せた。

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