【有馬記念】ゴールド鈍くても及第点

 「有馬記念・G1」(28日、中山)

 一昨年の覇者ゴールドシップは17日、栗東坂路でジャスタウェイを追走して1馬身半遅れ。仕掛けてからの反応がやや鈍く、時計も4F52秒6-38秒7-13秒5としまいがかかったが、今春の阪神大賞典(1着)以来のコンビ結成となる岩田は「相手が動き過ぎたし、滑るような馬場だったからね」と、久々に味わった相棒の背中に及第点を与える。須貝師も「久々だから」と遅れは問題視しなかった。

 今年の宝塚記念に続き、ファン投票1位の支持を受けて参戦する大舞台。昨年(3着)こそ1世代上のオルフェーヴル、ウインバリアシオンの後じんを拝したが、当時は京都大賞典5着、ジャパンC15着とスランプの真っただ中。馬券圏内に踏みとどまったのは、地力のなせる業だろう。気になるのは海外遠征(凱旋門賞14着)明けとなる状態面だが、鞍上は「特に疲れは感じない」とうなずいた。

 同年グランプリ連覇がかかる一戦。ファンの声援を後押しに、堂々と主役を務めるつもりだ。

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