オルフェ表彰式 日本産馬では初受賞

 昨年の有馬記念を最後に引退したオルフェーヴル(牡6歳)が「ワールドベストレースホースアワード」の栄誉に輝き、10日、都内で表彰式が行われた。日本産馬としては初の受賞となる。

 同賞は13年に新設。オルフェーヴルは、前年のレースを対象に国際ハンデキャッパー会議で決定したランキングで3位タイとなったことが評価された。

 馬主のサンデーレーシング代表の吉田俊介氏は「世界ランクで3位になるなんて、20年、10年前では考えられなかったこと。感慨深いものがあります」と喜びを語った。

 現在、北海道安平町の社台スタリオンステーションで種牡馬生活を送っており、初年度の今年は既に200頭を超える種付けを完了。現役時代に管理した池江師は「今度はオルフェの子でランク1位となり、この賞を頂きたい」と話した。

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