【桜花賞】レコルト打倒ハープへ絶好調

 「桜花賞・G1」(13日、阪神)

 坂路を経由して美浦Wへ向かう濃密なメニューを9日、ヌーヴォレコルトは涼しい顔で消化した。

 3頭併せの最後方で堂々と構え、ラストは外ゴットフリート(4歳オープン)を4馬身置き去りにすると、イタリアンネオ(3歳オープン)にも手応え優勢に併入。5F69秒4‐39秒3‐12秒6のタイムで駆け抜けると、「非常にいい状態で出走できると確信した」と、斎藤師はキッパリ言い放った。

 打倒・ハープスターへ燃えている。チューリップ賞で2馬身半差をつけられたが、陣営に“諦め”の二文字はない。「反応が遅い馬で、前走も最後にまた伸びていた感じ。岩田君も今回が2回目。何かやってくれそう」と連続騎乗のプラスアルファを強調する。「ボクが一番楽しみにしている。競馬は何が起こるか分からない」。指揮官は不敵な笑みを浮かべた。

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