【中山記念】ヘイロー出遅れ6着惨敗

 「中山記念・G2」(2日、中山)

 戦いの火ぶたが切られた瞬間、中山のスタンドがどよめきに包まれた。1番人気のトウケイヘイローがゲートから出ない。「前の扉に頭をぶつけて、後ろに下がった最悪のタイミングでスタートを切られてしまった」と武豊は唇をかむ。逃げ馬としては致命的な4馬身ほどの大出遅れ。最後方から向正面で強引に先頭を奪ってレースを引っ張ったものの、さすがに最後は力尽きて6着に敗れた。

 清水久師は「ゲート内で気持ちが高ぶっていた」と肩を落とす。それでも勝ち馬から0秒9、2着馬とは0秒3差。厳しい競馬を強いられながらも地力の高さは示した。次戦は予定通り、ドバイデューティフリーへ参戦。「しっかりゲートを改善しておきたい」。昨年の香港C(2着)に続く2度目の海外遠征へ、師は気持ちを切り替えた。

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