【弥生賞】ワンアンドオンリー着実成長
「弥生賞・G2」(3月9日、中山)
重賞連勝で大舞台に弾みをつける。ワンアンドオンリーは26日、栗東坂路で4F51秒4‐37秒8‐12秒8を計時。力強いフットワークで駆け上がった。「以前は攻め馬でこれほど走らなかった。動きが変わった」と橋口師は満足げな表情を浮かべた。
ラジオNIKKEI杯2歳Sを勝ったあとは、厩舎で調整してここに備えた。「2月に入ってからピッチを上げてきたし、順調。太め感もない」。2カ月ぶりでも好仕上がりを示す。
着実な成長を見せる。イレ込んで、馬っ気を出したりした新馬戦のころとは大きく違うという。「まず気性面の成長が大きい。線の細い馬だったけど、馬体に丸みを感じるし、たくましくなった」と目を細めた。「中山も心配していない」。皐月賞をにらみ、王道路線で連勝を飾る。


