【東海S】ブランデー浜中でお目覚めだ

 「東海S・G2」(26日、中京)

 頼もしいパートナーを鞍上に迎え、いざ連覇へ。昨年制した東海Sで復活Vをもくろむグレープブランデーが、今回から浜中とコンビを再結成。ここ2走は2桁着順と精彩を欠いているが、安田師は「フェブラリーSで頂点へと導いたジョッキーなら」と、期待を寄せている。

 浜中は目下、絶好調で、全国リーディング2位。ミッキーアイルでシンザン記念を逃げ切り、22日にはTCK女王盃をメーデイアで圧勝と、既に重賞を2勝している。復権を狙うグレープにとって、頼りになるジョッキーだと言える。

 浜中にとっても待ちに待った騎乗になる。この2走は手綱をM・デムーロに譲ったが、レース内容を注視していたという。「やはり去年骨折した影響で、復帰してからの良化がスローなのでしょうね」と敗因を出来に求めた。ただ、今回については「状態がいいと聞いていますし、相性がいいコースですから、力を出し切れれば」と巻き返しを見据えた。

 東海Sと次戦のフェブラリーS(2月23日・東京)で好結果が出ればゴドルフィンマイル(3月29日・UAEメイダン)への挑戦が検討されている。果たして眠ったグレープを目覚めさせられるか。手綱さばきに注目だ。

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