【天皇賞】ナイト雨なら侮れないぞ

 「天皇賞(秋)・G1」(27日、東京)

 激走ムードが高まってきた。内枠が絶対的に有利な舞台で、ナカヤマナイトが引き当てたのは【1】枠(2)番。さらに金、土曜は雨量もそれなりに多い。パンパンの良馬場は見込めない状況だ。「こういう馬場はいいね」。25日の朝、降りしきる雨のなか美浦の調教スタンドへ姿を現した柴田善はニヤリと笑った。

 昨年は9着。1分58秒1と当時の自己ベストで走破したが、同57秒台前半の高速決着では見せ場すらつくることができなかった。だがこれまで、稍重~不良では5戦して〈2・1・0・2〉。掲示板登場率は100%と抜群の安定感を誇る。篠原助手は「渋るのは歓迎。それに今年のメンバーは例年に比べて少し落ちる印象だよね?うん、チャンスだと思う」と意欲をのぞかせる。

 陣営がトーンアップするもうひとつの理由には、馬自身の変化がある。美浦Wの最終追い切りはゴールを過ぎてからもムチをビシビシ入れて闘魂を注入。「併せた相手が走る馬だったから見栄えは良くなかったかもしれないけど、あれでいい。追ってから気合が入ってきた。体にも太め感はない」。宝塚記念6着以来の実戦でも、仕上がりは万全に近い。

 「去年の有馬記念(7着)を見ると2500メートルは長い。距離的にも(今秋の勝負は)ここだよね」。ベストの距離、そしてベストの馬場コンディション。下馬評は決して高くないが、陣営にとっては勝負駆けの一戦だ。

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