【天皇賞】ヘイロー豊「逃げがベスト」

 「天皇賞(秋)・G1」(27日、東京)

 “平成の盾男”が5年ぶりのVを目指す。武豊は、天皇賞で春6勝、秋5勝と歴代最多の11勝をマーク。今年は重賞3連勝中のトウケイヘイローとのコンビで挑む。2000メートル戦で3戦3勝と勢いに乗るパートナーとともにJRA、地方、海外を含む自身G1通算100勝目を狙う。なお24日に出走馬17頭と枠順が確定。馬券は25日に一部ウインズで前々日発売が行われる。

 “競馬界の至宝”が静かに闘志を燃やしている。天皇賞で歴代最多の12勝目を狙う武豊が騎乗するのは、サマー2000シリーズ王者のトウケイヘイロー。3走前から再びコンビを組み、そこから重賞を3連勝中の上がり馬だ。「鳴尾記念の前は2000メートルが長いと思っていたが、そこから3連勝ですから」。距離延長で新たな一面を見せたパートナーに、かける期待は大きい。

 重馬場で行われた前走の札幌記念が圧巻だった。敢然と先手を奪うと後続を寄せ付けずに6馬身差の圧勝。G1馬5頭を含む好メンバーを撃破し「いいレースができたし、もう距離は心配していない」と言い切る。ただ今回は舞台が府中に変わるだけに「東京二千は別物。直線が長くて、坂を上ってからも長く感じるから」と慎重な姿勢を見せる。

 事実、秋の天皇賞が芝2000メートルになった84年以降、逃げ切りVは87年のニッポーテイオーの1頭のみ。武豊自身もJRAのG1で67勝を挙げているが、逃げて勝ったことはなく、89年阪神3歳Sのダイタクヘリオスの2着が最高だ。それでも「自分のスタイルを持っている馬だし、逃げがベストだと思う」と、名手に迷いはない。

 台風が接近し、レース当日の天候や馬場状態は不透明だが「とにかくパワーがあるし、悪条件になっても気持ちがなえないからね」と信頼を寄せる。87年に騎手デビューし、ここまでJRA、地方、海外を含めて99ものG1勝利を積み重ねてきた。「東京二千で逃げ切るのは至難の業だが、思い切って乗りたい」とキッパリ。重賞3連勝と絶好調の相棒を巧みに操り、節目の勝利を達成してみせる。

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