「秋華賞・Ｇ１」（１３日、京都）
３番人気のメイショウマンボが、直線で堂々と抜け出す完勝劇でオークスに続く２冠奪取に成功した。
生産者・高昭牧場の上山泰憲代表取締役は、確定ランプが点灯するまで喜ぶことを我慢していた。「カワカミプリンセス（弟の浩司氏が経営する三石川上牧場の生産馬）のこともあるから」。０６年に、マンボと同じオークス＆秋華賞の２冠馬に輝きながら、同年エリザベス女王杯で１位入線→１２着降着に泣いた経緯があったからだ。「Ｇ１・２勝目。幸せです」と確定後は笑顔を見せた。２歳の異父弟メイショウキセキ（父メイショウオウドウ）は飯田明厩舎に入厩している。
