【エルフィンS】メドゥーサ汚名返上だ

 「エルフィンS」(2月2日、京都)

 汚名返上に燃える。07年オークス馬・ローブデコルテを母にもつスイートメドゥーサは、1番人気を背負った前走のりんどう賞で、発馬直後に大きく右によれて鞍上の武豊が落馬するアクシデント。競走中止となり、レース後はゲート再審査を課せられた。中間は一度、鳥取県の大山ヒルズに放牧に出してリフレッシュ。松元師は「精神的に大人になってきた」と成長を感じとる。

 帰厩後は順調に調整しており、再試験も無事にパス。「乗り込んでいるし、力を出せる状態。ゲートもケイコでは問題ないし、あとは真っすぐ走ってくれたら」と期待する。1F延長も「引っ掛かってハナに行くようなタイプの馬でもないし、距離は問題ない」と全く不安視していない。

 目標とする桜花賞(4月7日・阪神)へも「ここがラストチャンスだと思っている」と気合十分だ。期待を裏切った前走の汚名をそそぎ、母娘クラシック制覇へ向けて再び進める。

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