【大学受験】志望校を下げた6割超が「後悔していない」「大学生活に満足」 決断の障壁は「周囲のプレッシャー」

 学習塾「武田塾」を全国展開する株式会社A.verはこのほど、受験時に志望校を下げた経験がある私立大学生103人を対象に、大学受験における志望校変更に関する意識調査を実施、結果を公表した。

 志望校を下げた時期を尋ねたところ、「高3の夏休み後(9月)」が25.2%で最も多く、「共通テスト後(1月中旬以降)」が20.4%で続いた。

 判断時期については、「ちょうど良いタイミングだったと思う(44.7%)」と肯定的な声が最も多く、「もっと早く決断すればよかったと思う」が26.2%、逆に「もっと遅く決断すればよかったと思う」は14.6%だった。

 適切なタイミングで決断できなかったとする層に理由を尋ねたところ、「周囲の期待やプレッシャーを感じていたから(35.7%)」「決断するのが怖くて先延ばしにしてしまったから(33.3%)」「判断するタイミングがわからなかったから(31.0%)」といった回答が多かった。

 志望校を下げる判断で最も決め手になったものでは、「模試の結果や判定」が34.0%で最多。「共通テスト(18.4%)」「過去問の得点や出来具合(13.6%)」と続いた。

 志望校を下げたことを後悔しているか尋ねたところ、「全く(29.1%)」と「あまり(34.0%)」を合わせた6割以上が「後悔していない」と回答。「現在の大学生活に満足しているから」「自分に合った大学を選べたと思うから」「結果的に合格できて良かったから」「無理に背伸びするより、自分に合った選択ができたから」といった理由があがり、ポジティブな回答が多かった。

 志望校を下げた後の受験勉強については、「変わらず同じペースで勉強を続けた」が56.3%で最も多く、「以前より気を引き締めて勉強するようになった(13.6%)」と合わせて、約7割が真面目に取り組んでいる。

 志望校を下げる判断で重視すべきことでは、「自分の本当の実力をもっと正確に把握すること(36.9%)」「合格までに必要な勉強量や時間を具体的に知ること(31.1%)」「変更後の大学でも満足できるかをイメージすること(30.1%)」といった回答が多かった。また「偏差値が高かったりネームバリューがあったりするからといって良い大学とは限らないという考えを頭に入れておく」「国公立や私立でも入試対策がかなり変わるし、選んだ先のことも考えて、大学卒業後の選択も考えておくべき」といった声も寄せられた。

 志望校を下げた経験を持つ学生の多くが結果的に現在の大学生活に満足していることが明らかになる一方で、決断に至るプロセスでは周囲からのプレッシャーや決断への恐怖に悩む学生が少なくないことも示されている。受験生が後悔のない決断をするためには、周囲が過度なプレッシャーを与えず、本人が納得して判断できる環境を整えることが重要だと言える。

(よろず~ニュース調査班)

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