国民・榛葉幹事長「野党第1党が自爆しちゃった」「1+1が0.5に」“中道超え”へ 最大野党化訴える
国民民主党の榛葉賀津也幹事長(58)が6日、衆院選(8日投開票)に向けた大阪市内での演説で「今まで『われわれを野党第1党にしてくれ』なんて言う政党はなかった。われわれが野党第1党になれば、ガチンコでやるから。夢物語とか理想論とか言わないから、具体的なピンポイントの政策をしっかり訴えていく」と、同党を野党第1党にするよう呼びかけた。
榛葉氏は「あと2日で、日本が大きく変わると思う。野党第1党が崩壊しちゃった。自爆しちゃったよ。1+1を3にするって言ってたけど、1+1が0.5になっちゃったよ」と、衆院選終盤の報道各社の情勢調査で公示前議席の大幅減が予測される中道改革連合に暗に触れた。
さらに「これは『明日はわが身』。国民の民意を見誤ると、どんな大きな政党でも壊れる。今の地に安住したら、われわれだっていつ見放されるかわからない。見放されるってことは、国民のみなさんとの思いに乖離(かいり)ができるってこと。自分の生き残りや、自分が勝ち続けるために政治や選挙をやったら、こうなるんですよ。国民はごまかせられないよ」と戒めた。
榛葉氏は「国民民主党が生き残って、みなさんと一緒に政治をやりたいと思う。税金の流れをみなさんと一緒に変えたい。この1票で、あきらめと無関心という敵に打ち勝って、大阪を、日本を元気にしたい」と語気を強めた。
演説後の囲み取材で、榛葉氏は「野党第1党が壊滅的な状態。連立与党の維新さんも、たぶん減らすんじゃないかな。大阪以外は厳しい。その中で、国民民主党は(公示前の)議席を維持する、もしくはひとつでも増えるようなことがあれば大健闘」との見方を示した。
自民党が単独過半数をうかがう勢いを「自民党の風というより、高市さんの風なんだね。この風を吹かせたひとつの原動力が、国民民主党の政策実現だから」と分析。当初、衆院選の目標を51議席と掲げていたが「51という野心的な数字でしたけど、それに届かないかもしれないけど、わが党が言ってきた方向性は、国民が求めていた方向性だということが証明されているわけだから、自信を持って。小選挙区制なんでこういう結果になるんだけれども、突風のような状況でうちが持ちこたえれば、これはすごい成果」とした。
高市内閣への高い支持率を背景にした自民党への追い風について「高市さんの風って、小泉(純一郎)さんのようなポピュリズムの風とかじゃなくて、政策実現からじわじわ吹いてきた風だよね。むしろ気にするのは、政策実現への期待や、その思いが、自民党の高市改革というか、政策実現、推進力にネガティブ、後ろ向きだった方々までこれに便乗している」と指摘する。
榛葉氏は「安易な風で、政治が流されない。われわれしっかり地に足をつけて政策を訴えて、これからもやっていきたい。(国民民主党は)まくるの強いからね。先行逃げ切りもあるけど、これからですよ。選挙区で自民党に競り勝つっていうところも、だいぶ絞れてきた。比例も各ブロック、あと1議席上積みできるくらいまで伸びてきている。比例の各ブロックのプラス1。これをしっかり訴えていけるよう頑張りたい」と、残りの選挙戦を見据えた。
(よろず~ニュース・杉田 康人)
