「再生の道」新代表、25歳の現役“京大院生”に決定!前代表・石丸氏とがっちり握手
政治団体「再生の道」の石丸伸二代表(43)が16日、都内で会見を実施。党内投票の結果、新代表に現役の京都大学・大学院生の奥村光貴氏(25)が選ばれたことを発表した。
これまでの会見とは異なり、定時ちょうどに会見場に登場した石丸氏。冒頭で「本日の私の役割は、新代表を発表するという1点。30秒ぐらいでこの仕事は終わります」と切り出し、「その前に党として色々な活動を支えてくださった皆様、もちろんマスメディアの皆様も含めて、『再生の道』の活動を見守っていただいた。改めて党の代表として、こころよりお礼申し上げます。本当にありがとうございました」とお礼の言葉を述べた。
その後、石丸氏は30分近くの質疑応答を終え「大変長らくお待たせしました。『再生の道』の新代表は奥村光貴です」と発表。黒のセットアップに白Tシャツという、さわやかな装いで会場に登場した奥村氏とがっちり握手を交わし、名実ともに代表の座を交代した。最後に石丸氏は「皆様ありがとうございました。またどこかでお会いしましょう」と話し、頭を下げて会場を後にした。
新代表は14日に開催された候補者5人のプレゼンを経て、党員41人の投票により決定。新代表に就任した奥村氏は、AIを駆使した意思決定装置「AIペンギン」を作り上げ、政治に応用するというプレゼンを行っていた。奥村氏は自身が代表に選ばれた理由の自己分析として「『再生の道』は政治参加を促し続けたい存在であるべき、その思いが『AIペンギン』を選んだ、そのように考えている」と説明した。
今後については、まず「AIペンギン」の開発をスタートさせることを発表。運用がスタートするまでは、自身が代表として意思決定を行い、運用開始後は「AIペンギン」を代表に据え、自身が代表補佐となることを明言した。AIの開発を含めた資金繰りについては「私以外に代表選に出られた4名の案を参考にしながら、決めていきたい」と話した。
奥村氏は1999年9月生まれ。大阪桐蔭中学校・高等学校を経て、京都大学の工学部情報学科に進学。現在は京都大学大学院の情報学研究科に進み、修士課程修了・博士後期課程在籍中。再生の道としては、2025年7月に行われた都議会選で島部より出馬していた。
(よろず~ニュース編集部)
