ガーシー参院議員「議場での陳謝」受け入れへ 「応援してくれた有権者の思いを考えると」関係者明かす

 参院は22日の本会議で、国会欠席を続けるNHK党のガーシー参院議員(51=本名・東谷義和)に「議場での陳謝」を科す懲罰を与野党の賛成多数で可決した。石井準一参院議院運営委員長は、陳謝するかどうかの回答を27日までに求めた。3月1日の参院本会議で陳謝に応じなければ同月上旬の除名が不可避となるが、ガーシー氏は陳謝を受け入れる意向。除名は回避される可能性が出てきた。

 同党関係者によると、ガーシー氏は周囲に「国会議員の身分に執着はないが、応援してくれた28万人もの有権者の思いを考えると、辞めるのは申し訳ない。陳謝して済むのなら、国会での陳謝を受け入れる」との意向を伝えた。

 参院議院運営委員会への返答期限は、27日午前。帰国へのハードルは高く態度は決めかねたままだが、タイムリミットが刻一刻と迫る中で帰国→初登院へ最終協議する。

 同党の立花孝志党首(55)は「帰ってくると言っている。国会に来ないで除名というのなら、来る確率が高い。帰ってくるのがルールなら、一発で終わる話。いきなり国会に来るシナリオも考えている」と言及。ガーシー氏除名への圧が強まる中、裏をかくガーシー氏の電撃帰国をにおわせた。

(よろず~ニュース・杉田 康人)

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