映画「仁義なき戦い」「トラック野郎」シリーズなどに主演し、昭和を代表する映画スターだった俳優の菅原文太(すがわら・ぶんた)さんが11月28日午前3時、転移性肝がんによる肝不全のため、都内の病院で死去したことが1日、分かった。
菅原さんが移り住んでいた福岡県福岡市内のマンションは、訃報が明らかになった1日も普段と変わらずひっそりとしていた。また、11月30日に家族葬が執り行われた同県の太宰府天満宮祖霊殿も静寂に包まれていた。祖霊殿の関係者は「いつもの葬儀と変わりません。ご家族の方と粛々といたしました」と言葉少なだった。