武居由樹の発言に大橋会長「天心でいいんだよね？」 会見で「緑色のベルトが欲しい」今の保有者は中谷潤人ですが… ９・１４ヒメネス戦
ボクシングのＷＢＯ世界バンタム級王者・武居由樹が１０日、会見に出席し、ＷＢＯ同級世界１位のクリスチャン・メディナ・ヒメネスとの指名試合となる防衛戦を行うことを発表した。
所属ジムの大橋秀行会長は今後計画している「ビッグマッチ」へ、乗り越えなければならない試合と宣言した。一方で、武居は「緑色のベルトがほしい」と、ＷＢＣのベルトに興味を持っていると発言。現時点でのＷＢＣ世界バンタム級王者は中谷潤人（ＩＢＦとの統一王者）で、２０２５年５月には井上尚弥とのビッグマッチが控えているが…。
この発言を受け、大橋会長は囲み取材で「どういうこと？」と首をひねり、「天心で…いいんだよね」と報道陣に確認する一幕も。中谷はスーパーバンタム級で尚弥と対戦することを見据え、バンタム級のベルトは返上すると見られている。時期的には中谷がベルトを手放した後、場合によっては、ＷＢＣ王者になった天心と「緑色のベルト」をかけて対戦することも考えられる。
名王者が手にしてきたＷＢＣのベルトに、シンプルな憧れを持っていたと語った武居。「深掘りしないでください」と恥ずかしそうにつぶやいていた。
