世界的トップアーティスト、新曲はボーイズグループ時代に経験した人種差別がテーマ「アジア人だと笑われた」

 ゼイン・マリクが、新曲でワン・ダイレクション時代に経験した人種差別について歌っているようだ。ハリー・スタイルズ、ナイル・ホーラン、ルイ・トムリンソン、そして今は亡きリアム・ペインとワン・ダイレクションとして世界的トップスターとなったゼインだが、2015年に脱退、ソロでのキャリアをスタートした。今回インスタグラムにプレビューが投稿された「フューシャ・シー」では、「白人のバンドの中で一生懸命努力したけど、それでもアジア人だと笑われた」と歌っている。

 同名曲は2024年にリリースしたアルバム「ルーム・アンダー・ザ・ステアーズ」に収録されているが、今回公開された曲がその別バージョンなのか、まったくの新曲となるのかは分かっておらず、「近日公開」とだけ書かれている。

 父方がパキスタン系のゼインは以前、アメリカの深夜番組でコメディアンのビル・マーにテロ容疑者のジョハール・ツァルナエフと比べられたことがあり、マーに謝罪を求める嘆願が起こるに至っていた。

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