ブラック・サバス、コンサートで約280億円を寄付へ パーキンソン病と闘うオジー・オズボーンは最後のライブ出演

 ブラック・サバスの最後のコンサートが、1億9000万ドル(約280億円)の寄付金を集めたことが明らかになった。7月5日、英バーミンガムのヴィラ・パーク・スタジアムで開催された「Back to the Beginning」は、レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンのトム・モレロが企画・監督を務めた一大イベント。

 このコンサートでは、ブラック・サバスのフロントマン、オジー・オズボーンをはじめ、アンスラックス、ガンズ・アンド・ローゼズ、メタリカなど、世界的なバンドが集結し、圧巻のパフォーマンスを披露。会場には4万2000人以上のファンが詰めかけ、バンド結成から56年を経て、故郷バーミンガムに戻ってきたブラック・サバスの姿に熱狂した。

 モレロはインスタグラムで、「1年以上のハードワークだったが、ヘビーメタルは私が音楽を好きになったきっかけであり、愛情を込めた仕事だった」と振り返り、「素晴らしい目的のために多額の資金を集めることができた。世界中のミュージシャン、バンド、そしてファンが、時代を超えた偉人たちに敬意を表してくれた」と綴った。

 寄付金は、キュア・パーキンソン病財団、バーミンガム小児病院、アコーン小児ホスピスの3団体に均等に分配される予定。

2003年からパーキンソン病と闘い、過去5年間で7度の手術を受けてきたオジー・オズボーンにとって、今回のステージは最後のライブ出演となったが、今後も音楽活動は続けていく意向を示している。

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