なでしこジャパン【会見フルサイズ】主将は熊谷紗希 ロンドンで銀メダルの佐々木則夫氏からの助言は?自身の時とは「ちょっと違う」若さに期待
パリオリンピックに出場するサッカー女子日本代表・なでしこジャパンのメンバー18人、バックアップメンバー4人が発表された。
池田太監督は、グループリーグが中2日で3試合行われることも考慮し、複数ポジションができる「ポリバレント性」を一つの要素にしたと語った。
主将は長年、なでしこジャパンの主力選手として活躍しているDF熊谷紗希に依頼すると明言。選考ポイントについては「高さ、速さ、日程的なタフもそうですし、試合の相手との中でフィジカル的な強さを持った選手をどういうふうにいれようかですとか。多方面から考えた中で、何をとるか。最後はこのメンバーを選ばせてもらった」とした。
また、女子委員長で、なでしこジャパンの元監督でもある佐々木則夫氏には、今回の代表チームへの助言についての質問も出た。2011年W杯で優勝、12年ロンドン五輪で銀メダルの実績がある佐々木氏だが、「僕が率いていたメンバーは2011年のW杯でかなり熟知した選手たち、そしてチームだったので。今回の選んだメンバーとはちょっと違うかなと思っています」と分析「若々しい、パリ五輪が楽しみだぐらいの雰囲気を多分、作ってくれると思います。その勢いでパリ五輪に入っていただくのがいいのかな」との言葉を贈った。