浦和・清家貴子【なでしこ選出】猶本光、安藤梢に感謝 海外移籍踏みとどまらせた一言「MVPになれば…」助言通りの活躍でパリへ

 サッカー女子日本代表「なでしこジャパン」にパリ五輪代表として選出された清家貴子(せいけ・きこ、浦和)が14日、会見を開き、心境を語った。

 所属する浦和では、国内女子最高峰リーグの「WEリーグ」23-24シーズンで20得点を挙げ、得点王に輝いた。ベストイレブン、MVPにも選ばれ、個人タイトルを総なめにする活躍で、五輪代表入りも果たした。

 ただ、27歳の清家にとって、今回が初めての五輪になる。過去に3度膝の前十字靭帯を損傷するなど五輪に縁がなかった。

 誰に喜びを伝えたいかをたずねられると、チームメートの猶本光、安藤梢の2人の先輩の名前を挙げた。昨夏に自身のレベルアップのために海外移籍を考えていたところ、2人から「もっと(浦和で)成長できることがあるんじゃないか」「MVPになればオリンピックに選出される可能性は高いんじゃないの?」とアドバイスをもらい、その言葉通りの結果を残し、代表にも入った。

 「終わってみれば全て言う通りになりましたし。18歳の頃から2人にはお世話になっていますし。10年ぐらい、いろんなアドバイスをくれて、いろんな言葉をくれて、ここまで成長できたと思っているので、本当に感謝しています」

 2人とも、現在は左膝の前十字靭帯損傷からの復帰を目指してリハビリ中。恩に報いる活躍をパリから届ける。

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