【かなだい引退】高橋大輔「右膝が限界」理由説明 村元も「最高のパートナー」とカップル継続で決意

 フィギュアスケート・アイスダンスで、1日にともに現役を引退することを発表した“かなだい”こと村元哉中(30)、高橋大輔(37)組=関大KFSC=が2日、都内で引退報告を行った。

 冒頭、高橋は「村元哉中、高橋大輔は今シーズンをもって、競技会から引退することを報告させていただきます、村元は「3シーズン終えて、色んなことを経験して、アイスダンスの競技生活から引退することを決断しました」と、語った。

 一番の理由は高橋の右膝だった。2月の四大陸選手権後に村元に引退の意思を伝えたといい、「僕自身の右膝が限界を感じた」と明かした高橋は、スケーターとしてパフォーマンスをすることはできても、競技会レベルでレベルを獲得し、スコアを伸ばしていくことが難しいと感じたという。村元は競技を続けること自体にコンディション面でも伸び代の面でも問題なかったというが、「新しいパートナーを探すことはまったく考えなかった」と“最高のパートナー”である高橋と今後も演技を続けることも考え、競技会から引退することを決めたと語った。

 村元は、練習でリンクまで来て氷の上に立っても「ごめん、今日は滑れない」と膝が理由で練習が思うようにできないパートナーの姿を目の当たりにしてきた。「膝、貸してあげてあげたいぐらい」と、その胸中を思いやっていた。

 高橋はシングルスケーターとして06年トリノ五輪に出場し、8位入賞。10年バンクーバー五輪は日本男子初のメダルとなる銅メダル。同年の世界選手権で日本男子初優勝を果たした。14年ソチ五輪は6位で、同年10月に引退。18年7月に現役復帰した。さらに20年にアイスダンスに転向し、村元・高橋組を結成した。

 3季目となる2022年12月の全日本選手権アイスダンスで初優勝。3月の世界選手権では、日本勢過去最高タイの11位となり、今後について「じっくり考えます。迷います、多分」(高橋)とコメントしていた。また4月の国別対抗戦後には「1シーズン1シーズン。これで最後になってもいいと今季のスタートを切った」とも話していた。

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