樹木希林さん死去…全身がん公表から5年、全てを受け入れてきた個性派女優

個性派女優として知られ、数々の賞を獲得してきた樹木希林さんが死去しました。13年には全身がんを公表するなど体調に問題を抱えながらも、全てを受け入れて、ユーモアたっぷりの生き方を貫き通しました。

公開日:2018.9.17

 イベントの最後で健康状態について質問された樹木は「やっと(質問が)来たわね」とニヤリ。

樹木希林 昨年末から「10キロやせて、7センチ縮んだ」

 同作の撮影を行っていた昨年末と比較し「10キロやせて、(身長が)7センチ縮んで、人間ってこんなに縮むんだと面白く見ております。みなさん、お気を付けて」と笑いをまじえて、驚きの数字を公表した。

樹木希林 昨年末から「10キロやせて、7センチ縮んだ」
樹木希林 大腿骨骨折で緊急手術「あちらに送られる側になるところでした」

 女優の樹木希林(75)が大腿(だいたい)骨を骨折していたことが16日、分かった。この日、NHK BSプレミアムの生放送特番「大中継!にっぽんのお盆」に電話出演し、事実を明らかにした。

樹木希林 大腿骨骨折で緊急手術「あちらに送られる側になるところでした」

 樹木は「ポキッと折れるんですね」と電話で語った。15日に手術したそうで、「あちらに送られる側になるところでした」と自虐的に語る場面もあった。

樹木希林 大腿骨骨折で緊急手術「あちらに送られる側になるところでした」
樹木希林 一時危篤だった 大腿骨骨折手術後に…一命とりとめ「しぶとい婆婆」

 俳優の本木雅弘(52)が30日、都内で開かれたヤフージャパン「全国統一防災模試 台風・豪雨編」発表会に出席し、義理の母で女優の樹木希林(75)が一時危篤状態に陥っていたことを明かした。

樹木希林 一時危篤だった 大腿骨骨折手術後に…一命とりとめ「しぶとい婆婆」

 一時は集中治療室に入っていたが、現在は「無事に危機を回避しました」と本木。気管支が弱っており、声が出ない日もあるというが、病室で自分の仕事の調整をする(樹木はマネジャーをつけていないため)など、タフぶりを発揮している。

樹木希林 一時危篤だった 大腿骨骨折手術後に…一命とりとめ「しぶとい婆婆」

 本木は「いつ(命の糸が)切られてもおかしくない、という自虐。私たちも笑った。現状に屈することなく向き合っていく姿勢は変わらない。樹木さんらしさ全開で過ごしています」と話した。

樹木希林 一時危篤だった 大腿骨骨折手術後に…一命とりとめ「しぶとい婆婆」
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