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島田一の介 吉本新喜劇の東京進出は失敗だった…「大阪のままを出すべき」

 吉本新喜劇の俳優・島田一の介(68)は一見こわもてな風貌のためヤクザ役ををこなすかと思えば、定番ギャグ「ダメよダメよ、ダメなのよ」をオネエ風に放って確実に観客の笑いのツボを刺激する。今年は吉本新喜劇誕生60年という記念の年。この道40年を超える重鎮に新喜劇の魅力を尋ねると、「劇場に見に来ないとダメよダメよ、ダメなのよ~」と返された。生で見るとオモロさ100倍。一の介師匠に吉本新喜劇60年秘話を聞いた。

 -吉本新喜劇が今年で60周年となりました。全国で、そして海外でも上演ということで意気込みを。

 全国制覇を目指します!全国でテレビ放送できるように。そのために座長を始め全員が一生懸命がんばらないかん。私はみんなの縁の下の力持ちというか、役に立てればいいんです。この年ですから主役も張れませんし、脇で楽しく楽しく、楽しくね~(ダメよダメよ、ダメなのよ風)。

 -い、いきなりですね…。吉本新喜劇が長く愛される魅力は。

 やっぱり笑いやと思うんです。お芝居というのは喜怒哀楽ありますが笑いをとるのが一番、難しいんです。泣かせるのは簡単なんです。笑いをとるのは難しい。その笑いで生きている吉本新喜劇。座長の役目は大変です。笑いをとるように座長はもっていきますからね。笑いは長生きする秘訣でもある。そうい意味では全国の皆さんが元気になってもらうためにも全国ネットのテレビにも出たい。何年か前に東京でやってちょっと失敗しましたからね。あれは大阪の吉本新喜劇じゃなかったです。

 -なかったですね。

 ぜんぜんなかったですからね。ゲストを出したりセットをくずしたり。二番煎じなことをやりました。大阪でやってるままやれということです。

 -一の介さんと吉本新喜劇の出合いを。

 中学生の時にテレビで見たことです。あこがれたのはルーキー新一さん、財津一郎さん、花紀京さん、岡八朗さん、平参平さん。八朗さんの奥目のネタとか。財津さんといえば「きびしーっ!」ってこうしてやる(手を頭の後ろから回して耳を触る)あ、ご存じですか?(笑)。

 -なんとなく。

 平参平さんやったら、「あーほー」とか。ひざを曲げながら歩いてぽーんと膝頭をたたいて足先を伸ばして相手の股間をコーンと蹴る。それが印象に残ってます。自分もやってみたいと思いました。新喜劇に入りたいと。あこがれですね。夢です。

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 島田一の介(しまだ・いちのすけ 本名・楠正泰)1950年5月8日生まれ。愛媛県宇和島市出身。71年、島田洋之助・今喜多代に入門。持ちギャグは「ダメよダメよ、ダメなのよ」。イチローが神戸で練習をした際に球拾いを務めたことも。「はらたつのりぃー」とのギャグを披露した際、「やめた方がいいですよ」とクールにダメ出しされた。

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